整理整頓について考えてみよう
「整理整頓の定義って何?」と聞かれると、どのように答えたらいいんでしょう?
「整理整頓」という言葉自体は、お母さんや先生から「整理整頓しなさい!」と子供の頃からずっと言われ続けている言葉です。
イメージでいうと、綺麗にまとめて収納すること、って感じ?
辞書を見てみると、「整理」とは乱れた状態のものを秩序正しく整えること、「整頓」はきちんと片付けて整った状態にすること、とあります。
ビジネスシーンにおいての「整理整頓」は、辞書にある意味とはちょこっと違うみたいですね。
「必要なものと不要なものに分けて不要なものは捨てる」ことが「整理」で、「必要なものを必要なときに、必要量取り出せるようにしておく」ことが「整頓」だと言われています。
つまり、ただ見た目を綺麗に整えるだけでは整理ではないし、机の上に何もないからと言って「整頓」できているということにはならない、ということですね。
「整理」をするためのコツ
「必要なものと不要なものに分けて不要なものは捨てる」整理をするためには、まず判断基準を定めることから始めましょう。
意外に人は不要なものを不要と決められずに捨てることができないものです。
「もしかしたら使うかもしれないし」と言って、とってあるものもたくさんあるでしょう。
そんなことを言っていたら、整理なんていつまでたってもできませんので、まずは「今使うもの」と「いつか使うもの」そして「将来的に使うことがないもの」に分類します。
今使うものはわかりやすいですよね、現在進行系、明日、明後日には使うもの、なくてはならないものを指します。
いつか使うものの場合、ちょっと曖昧なので、期限を区切っておくと分類しやすくなります。
1ヶ月、半年、または1年以内と設定し、使い終わったら速やかに処分しちゃいます。
将来的に使うことがないもの、つまり完全に存在価値がないものですので、すぐに処分することをおススメします。
もちろん、自分に捨てる権限があればの話なので、ないものに関しては権限のある人と行うと効率的ですね!
「整頓」をするためのコツ
整頓に関していえば、整理をした後に「使うもの」を「使う頻度」によってさらに分類していきます。
使用頻度を、毎日・2~3日おき・1週間おき・1ヶ月おき・半年おき・1年おき、というふうに細かく分けます。
そうすれば、必要なときに必要なものがどこにあるかひと目でわかりますし、必要なぶんだけサッと取り出すことができるでしょう。
次に、頻度別に分類した「使うもの」をどこに置くか、定位置を決定します。
仕事ができない人は、どこに何があるのかわかっていないから毎回何かを探すたびに時間をロスしているのです。
「仕事ができる人=効率が良い人=ロスをいかに減らせるか」がポイントになりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね(*゚▽゚)ノ