隣に住んでいた保育士の人が忙しそうだった
僕の部屋の隣に住んでいた人が男性保育士さんだったんですよね。それで最近、引越し先が決まり僕のところへ挨拶に来てくれました。僕も入居当初からお世話になっていまして、せっかくなので家に招いて軽くお茶をすることにしました。
引越し理由について聞いてみると、どうやら彼女さんと同じ地域で働くことに決めたからだそうです。そこで、神奈川県に引越して次の職場でも保育士として仕事を続けるらしいです。
今は男性保育士の人口は少ないけれど、「お父さんを必要とする子どもも多いんですよ」と熱い思いを語ってくれました。僕は保育業界について知らないことが多かったので、仕事内容も色々と聞いてみました。
保育士はシフト制をとっているらしく、早番は7時から出勤。その日は6時には既に家をでていたとのこと。遅番9時からだったようですが、預かっている子ども全員が保護者からの迎えが見守る必要があり、業務時間を終えても仕事が続くことはしばしば。遅番の日は帰る時間に一定していなかったようです。強いて言うなら、保護者の迎える時間が仕事を終える時間かもしれないといっていました。
保育士に社員寮があったとは
物件を選んでいる途中で保育士専用の社員寮を知り、保育士の社員寮があることにビックリしたことも話していました。僕は学生専用のマンションは知っていましたが、保育士専用の社員寮の存在は知らなかったので、新しいことを知るきっかけになりました。
なんでも保育園を運営している法人には社員寮があるらしく、それを利用すれば家賃も生活費も抑えられるというメリットがあるらしいです。物件タイプも選べるらしく、共用タイプはもちろん「宿舎借り上げ制度」を利用すれば、自分で選んだアパートを寮として借りられるところもあるらしいです。
家賃に関しては「宿舎借り上げ制度」の場合、最大で8万2,000円まで補助されるとのこと。法人が既に用意している物件を借りた場合は家賃が無料になることも珍しくなく、保育士の給料が安いなかで社員寮の存在はありがたいと嬉しい様子でした。さらに、食事付の物件もあるようで、食費の負担軽減になるみたいですね。
家賃や生活費が無料になるのは、保育士にとってとても嬉しいことですし、寮に帰ってからも職場の人と情報交換ができるのは働いていて大きなメリットになると思います。給料が安いといわれている保育士業界に、こういうサービスをもっと普及させてほしいなと感じました。
軽くお茶にするつもりがお隣さんの話題が楽しかったので、知らない間に結構時間が過ぎていました。彼には男性保育士として次の職場でも頑張ってほしいです。