誰もが注目する選手
サッカー・ワールドカップで活躍した三笘選手といえば、もはや誰もが知る選手でしょう。
スポーツは見るよりもやる派だった僕ですが、最近は観戦する楽しみもわかってきたころでしたから、ワールドカップはグッドタイミングでした。
おかげで日本にもたくさんの素晴らしい選手がいることがわかったからです(#^^#)
三笘選手はサッカーに詳しくない人まで知る選手になりましたが、サッカーの専門家たちの評価もうなぎのぼりです。
その評価はプレミアリーグに出場してプレーするたびにどんどん高まっていると言っても過言ではないでしょう。
ワールドカップの活躍ぶりを知るファンからすれば当然と思えるかもしれませんが、三笘選手がまだプロになって3年目ということを改めて考えると、評価の高さを当然と感じていることに驚いてしまいます。
プロに入って3年目ということは、4年前はまだ大学生だったわけです。
三笘選手が筑波大学出身なのは有名ですが、本来は高卒で即プロ入りできる選手でした。
それがなぜ大学進学を選んだのでしょうか?
「高校を卒業してプロに入ると、中途半端な状態で試合に出ることになる。
それより、大学に進学して体育学を学び、人間としても成長する方が、その後の自分にとって良い結果をもたらすはずだ。
大学進学によってプロ入りが遅くなるとしても、大学で自分が4年間でできることを考えると、いずれ必ず逆転できるはずと思った。」
三笘選手はこう語っています。
このように三笘選手は、若くして自分が現在何をしなければならないのか、何が足りなくて何が必要なのかを客観視できていました。
サッカーの技術的なことはもちろん、客観視できる能力の高さも驚きです。
毎試合活躍できる選手
三笘選手のプロ入り後の活躍はご存じのとおりですが、プロに入っても毎試合活躍できる素地は大学生のころからあったそうです。
当時からプロを見据えて熱心に練習していたのは言うまでもないことですが、単に練習していただけでなく、自分なりにロジックを組み立てて再現可能なパターンを確認するという目的を持った練習をしていたそうです。
簡単に言えば、ここでこうすれば必ずこうなるはずという確認です。
どんな場面でも最高のプレーを再現できるように、繰り返し練習していた三笘選手だからこそ今の活躍ができているのでしょう。
ちなみに、三笘選手は大学の卒業論文のテーマにもサッカーを選んでいます。
攻撃側の視点で1対1のときにどうやってドリブルで相手を抜くことができるかという理論を研究していたそうですが、その研究材料に大学のサッカー部員に小型カメラを頭に装着してもらって、ドリブルの動作を詳しく調べたそうです。
そういう研究熱心な姿勢も、どんな舞台でも毎試合活躍できる今の姿につながっているのでしょう。