JリーグやBリーグなどのスポーツ観戦が身近な時代になりました。かつてはテレビで放送していなければ見られなかったのですが、今ではネットでパソコンやスマホから見ることができます。僕はどちらかというとスポーツをやることのほうが好きでした。仲間内でワイワイとスポーツで汗を流すというのは楽しく、ストレス解消にもなります。難しいプレイが上手くいったらうれしいですよね。僕自身はプロを目指していたというわけではなく、楽しむ程度でした。今でも時間があえば仲間とフットサルやバスケをプレイしています。しかしながら、最近は観戦の楽しみがわかってきました。
Jリーグを現地観戦
僕がスポーツ観戦するようになったのは、サッカー観戦が趣味の友達の誘いからでした。とあるチームのサポーターである彼が、一緒に見に行こうと声をかけてくれたのです。その日は予定がなかったので、友達数人で見に行くことになりました。場所は千葉市の蘇我にあるスタジアム。友達曰く、調子がなかなか上がらない状態だからこそ応援したいとのこと。観客の数はよくわかりませんでしたが、そこそこ入っていたのではないでしょうか。
Jリーグには小さいころ、何度か行った記憶があります。試合の結果や誰が出場していたかなどは覚えていませんが、にぎやかでお祭りのような印象を持ったことを覚えています。今回もそんな感じかなと思っていたのですが新型コロナの影響で、応援は声が出せないということでちょっと寂しく感じました。それでもサポーターは手拍子や太鼓という状況で選手たちを鼓舞していました。
そして、このスタジアムはサッカー専用スタジアムということで、ピッチと観客席が近いのはよかったですね。選手の動きがよく見えるから臨場感がありました。
結果については友達が応援しているチームが見事、勝利。テレビでサッカーワールドカップを観戦して友達と盛り上がったことはありますが、同じように楽しむことができました。
それから、僕もサッカーを観戦するようになったのです。
Bリーグも観ることに
Jリーグだけではありません。別の友達から今度はBリーグ観戦を誘われました。今度は、渋谷にある青山学院大学内にある体育館での試合です。Bリーグ自体は知っていましたが、試合観戦の機会がなく、初めての観戦です。プロの試合が大学の体育館で行われるのは少し驚きましたが、渋谷駅から近かったので、これもアリかなと思います。相手は首位に立つ沖縄のチームということで、そのユニフォームを着たファン(バスケットではブースター)も多くいたのが印象に残りました。
Bリーグの試合は室内ということで、光と音の演出がすごかったですね。サッカーとはまた違う楽しみが発見できました。僕の席は2階でしたが、コート全体を観ることができたので、試合の流れが追いやすくかえって良かったかもしれません。
試合のほうは、序盤ホームチームが攻勢に見えましたが、徐々に相手チームが押し返していくという展開。首位のチームのパワーやディフェンスは凄かった。あと、スリーポイントラインより遠くからシュートを打つ選手も流石プロですね。スリーポイントを入れるのは大変なのに、ラインからさらに遠くシュートを打って決めたのは声が出てしまいました。
スポーツ観戦できるサービスに加入
現地観戦したサッカーやバスケが楽しく、もっと観てみたいと思うようになりました。しかし、週末は仕事や何らかの予定が入っているので、毎回の現地観戦は難しい状況。そこで、テレビやネットで観戦できるサービスに加入することにしました。
DAZN
月額3,000円でさまざまなスポーツが観戦できるサービスです。サッカーだとJリーグやスペイン、イタリア、フランスのリーグを観ることができます。ライブ中継はもちろん、見逃し配信やハイライトもあるので、後日に改めて視聴することも可能です。他にもバスケの国際大会やプロ野球、F1なども楽しめます。
バスケットLIVE
Bリーグを中心としたバスケットボール中継サービスです。月額508円ですが、Yahoo!プレミアム会員やソフトバンク、ワイモバイルユーザーは追加料金なしで楽しめます。DAZNと違って国内で行われるバスケのみですが、僕には十分です。
他にもスカパーやwowwowなどありますが、JリーグやBリーグを追いかけたい僕としては、この2つのサービスを選んだのです。
今は特定のチームというより好調なチームの試合を中心に観るようにしています。時間がないときはダイジェストで追っかけることもできるのもいいですね。
スポーツ観戦の魅力とは
スポーツ観戦をするようになって感じたことが色々あります。現地観戦では会場の雰囲気や空気感がすごく影響していると思いました。選手のプレイに対して、観客一人一人が感情のままにリアクションすることで、会場の雰囲気ができあがっていくのが感じられます。だからなのか僕が思っているよりも試合や選手だけじゃなくて、観客も見ているんですね。実際に見ているというよりはリアクションを肌で感じるといったほうがいいのでしょうか。サッカーだと得点が入ると皆が感情を爆発させて喜んだり、決められた側は全力で悔しがったりするのです。バスケだと重要な局面での攻防でしょうか。接戦の場面でダンクでも決まると、会場の雰囲気はすごいことになります。そこが現地観戦の魅力といっていいでしょう。
次にテレビやネットによる観戦ですが、これまた違う魅力があります。仕事や予定の合間に観戦することができますね。他にも遠方のアウェイの試合だと交通費がかかりますし、休みを取る必要もあります。しかし、今はスマホでも視聴できるので、どこでも試合を観戦できるのです。チケット代も会場によって異なりますが、1試合の価格が動画サービスの月額料金と同じくらいの金額だったりします。現地観戦の魅力と比較することではありませんが、コスパという意味で優れているのではないでしょうか。
現地観戦、テレビやネットによる観戦と魅力についてお伝えしましたが、一番の魅力は結末がわからないということではないでしょうか。試合終了まで勝つか負けるか結果がわからないからこそ、「勝ってほしい」「ゴールを決めてほしい」「守ってほしい」と願ってチームを応援しますよね。とても、ハラハラドキドキします。勝った瞬間は最高にうれしいし、負ければ本当に悔しい。入れ込み具合によっては思わず涙がこぼれることも。この日常では味わえない感情の爆発がスポーツ観戦の魅力だと僕は思います。
スポーツ観戦をおすすめしたい理由
イギリスの非営利の社会的企業Betterの調査によると、スポーツファンの2人に1人が「試合観戦は家族や友人との交流を助けてくれる」と答え、35%が「コミュニティの一部として感じる」、33%が「体を動かすモチベーションをくれる」と回答しました。この結果に対してスポーツ心理学者のジョセフィン・ペリー博士によるとスポーツは日々の計画性や目的、エネルギーやモチベーションをくれるそうです。また、スポーツは考えすぎを減らし、ストレスへの感情的体制を鍛える助けをしてくれると加えています。
スポーツ観戦することで、自分も体を動かしたくなったり、日々のモチベーションになったりと、肉体面、心理面においてプラスの効果が高いということです。
僕もスポーツ観戦するようになってから、体を動かしたくなることが多くなりました。プロのスーパープレイができるわけではないですが、真似したくなりますよね。実際、仲間とフットサルやバスケで成功するとすごく嬉しくなります。
初めてサッカー観戦をするなら
ちょっと深堀りして、僕なりのサッカー観戦の楽しみ方について紹介したいと思います。初めてサッカー観戦に行く方は、スタジアムの様子はよくわからないかもしれません。サッカー観戦の楽しみは試合だけではありません。試合以外にも楽しめる要素はいっぱいありますよ。
最寄駅からスタジアムの雰囲気はお祭りのよう
最寄り駅、あるいはスタジアムへ向かう電車やバスの中は、すでにサポーターの熱気でいっぱい。その雰囲気はお祭りのようです。サポーターは老若男女問わず、これから始まる試合について、期待を膨らませながら、スタジアムへ向かいます。
スタグルを楽しむ
スタジアム内は飲食自由で、お酒も販売されています。そこで、ぜひチェックしてほしいのがスタジアムのオリジナルグルメ「スタグル」です。地域の特産や名物を使った自慢のスタグルから、ボリューム満点の焼きそばや唐揚げなどなど堪能しましょう。
応援について
主に応援席といっていいのが通称ゴール裏です。ここではサポーターがチームの勝利のため、一生懸命応援しています。現在は声を出しての応援は制限されているため、太鼓や手拍子を使った応援になっていますが、熱量はすごいものです。点が入ったときはハイタッチで喜びを分かち合ったりと、一体感を味わえます。
もちろん、まったり観戦しても問題ありません。そのような場合はゴール裏以外の席がいいでしょう。ピッチ全体を俯瞰して観戦できるメインスタンド側やバックスタンド側がおすすめです。
グッズを買えばさらに楽しめる
応援の一体感を高めるためのアイテムが応援グッズです。応援グッズはスタジアムにあるオフィシャルグッズストアで販売しているので、まずはタオルマフラーから購入してはどうでしょうか。さらに気分を上げたければクラブユニフォームも販売されています。ユニフォームはちょっとお高いので、Tシャツからでもいいでしょう。
推しの選手がいれば、その選手の写真や背番号の入ったグッズで応援すれば、選手が応えてくれるかもしれませんよ。
画面越しでは見られない迫力
スタジアムではテレビ観戦では得られない迫力を体験できます。テレビでは伝わってこない全体の動き、選手の声、強烈なシュートなど、何もかも新鮮に映るでしょう。